Vesion7.0 外部I/F機能 Zabbix Action連携 Reference Appendix

5.Zabbix Action連携

Zabbixは、多くのデータ収集方式を持ち、収集したデータをトリガーにて判定する事が出来ます。
更にトリガー等の判定結果を元に外部コマンドを実行する事が可能です。
この機能を利用して、Job Arrangerに登録されているJOBNETを起動する設定方法の説明となります。

Zabbix Media(メディア)の設定

最初にZabbix Media(メディア)の設定が必要となります。
JOBNETを起動するScriptを用意します。
/usr/lib/zabbix/alertscripts下に実行するScriptを作成してください。
下記は、例となります。
/usr/lib/zabbix/alertscripts/jaz_relation.sh

#!/bin/bash
export PARAM1=$1
(
date
/usr/bin/jobarg_exec -z localhost -U Admin -P zabbix -j JOBNET_20250130 -e PARAM1
echo $@
) >> /tmp/jaz_relation.sh.log

※/usr/lib/zabbix/alertscripts/jaz_relation.shに実行権限を付けます。
※"-j"は、実行するJOBNET IDとなります。詳しくは、jobarg_execのマニュアルを参照してください。
※トリガー単位で、実行するScriptを指定する事ができますので、実行するJOBNETを細かく指定することが出来ます。
※Scriptの実行結果をファイルに出力する事で、Zabbixにて監視することが出来ます。

ZabbixのWEB画面で通知-メディアタイプを選択して表示します。
画面右上にあるメディアタイプの作成をクリックします。

タイプは、スクリプトを選択します。
スクリプト名に上記で作成したスクリプトのファイル名(jaz_relation.sh)を入力します。
スクリプトパラメータは、上記で作成したスクリプトへのパラメータとして設定することが出来ます。
マクロを使用する事が出来ますので、ホスト名、アイテムKeyなどを動的にする事が出来ます。
起動するJOBNETにパラメータとして渡すことが可能です
詳細は、Zabbixのマニュアルを参照してください。

Zabbix Action(アクション)連携

Zabbix Action(アクション)で、Trigger(トリガー)と起動するScriptを繋ぎ合わせます。
このサンプルでは、下記のItem(アイテム)とTrigger(トリガー)を使用しています。
Item(アイテム)とTrigger(トリガー)の詳細は、Zabbixのマニュアルを参照してください。