15.ファイル待合せアイコン
ファイル待合せアイコンは対象ファイルが生成(作成)されるまで処理を待合せます。また、ファイルの存在チェック(待ち合わせなし)を行うことも可能です。
ファイル待合せアイコン設定ではホストと対象ファイル情報、および処理モードを登録します。
ファイル待合せアイコンの設定
1.選択したファイル待合せアイコンのコンテキストメニューより「設定」を選択します。
2.ファイル待合せアイコンの設定ダイアログが表示されます。
3.各項目を入力します。
項目名 | 形式 | 説明 |
---|---|---|
ジョブID | テキストボックス | ・ジョブを識別するIDを半角英数字、ハイフン(-)、アンダーバー(_)で指定 ・初期値「識別子(FWAIT-)+連番」 ・重複登録不可 ・半角32文字まで入力可能 |
ジョブ名 | テキストボックス | ・ジョブの名称を指定・ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英数字、半角英数字、記号が使用可能 ・全角21文字、半角64文字まで入力可能 ・省略可能 |
ホスト | リストボックス テキストボックス | ・対象ファイルが存在するホスト(サーバ)を指定 ・「ホスト名」と「変数」の同時指定不可 ・「ホスト名」は、Zabbixに登録済みのホストを選択 ・「変数名」は、ホスト名が格納されたジョブコントローラ変数を指定 ・ASCII文字のみ使用可能 ・半角128文字まで入力可能 |
ファイル名 | テキストボックス | ・チェック対象となるファイル名を指定 ・ファイル名はフルパスで指定 ※対象ファイルにシンボリックリンクを指定すると実行時にエラーとなります。 ・全角カタカナ、半角カタカナ、全角英数字、半角英数字、記号が使用可能 ・半角1024文字まで入力可能 |
処理モード | ラジオボタン | ・対象ファイルに対する処理モードを指定 ・処理モード「ファイル待合せ」:対象ファイルが生成(作成)されるまで処理を待合せ ※すでにファイルが存在する場合は待ち合わせを行いません。 ・処理モード「ファイル存在チェック」:対象ファイルが存在するか否かの結果をジョブコントローラ変数「JOB_EXIT_CD」に格納 【チェック結果】 ファイルなし:0、ファイルあり:1 ※チェック結果がファイルなし/ありのどちらも正常終了です。 |
ファイル削除 | チェックボックス | ・対象ファイルの削除を指定 ・チェックされている場合、ファイル待合せ完了、およびファイル存在チェック後にファイルを削除 |
待合せ時間 | テキストボックス | ・処理モードが「ファイル待合せ」の場合にアイコンの待合せ時間(秒)を指定 ・指定時間経過後にはアイコンがエラー停止 ※待合せ時間に「0」を指定すると無制限にファイルの生成を待ち合わせます。 ・数字4桁(0~9999)が入力可能 |
強制実行 | チェックボックス | ・ホストが無効の場合でも処理を実行 ※ホストが無効で、このオプションが無効の場合は、エラーが発生します。 |
処理継続 | チェックボックス | ・エラー(ファイル待合せ時間経過エラー)発生時にアイコンのエラー停止を行わず、処理を継続することを指定 ※バージョン4.1.0より追加。 ※エラー発生時アイコンは赤色ですが、処理継続し処理終了したジョブネットは緑色になります。 |