マニュアル

2.jobarg_exec

外部からジョブネットを起動できる機能を実現するコマンドは「jobarg_exec」です。
Job Arrangerのインストール時にはJob Serverの「/usr/bin または/usr/local/bin」配下に配置されます。
Job Server以外で利用する場合はコマンドを目的のノードにコピーして利用してください。

コマンドインターフェース

  jobarg_exec [-hV] -z <hostname or IP> [-p <port>] -U <username> -P <password> -j <jobnetid>[-t <YYYYMMDDHHMM>] [-E <environment-variable>,...][-D]
※コマンドが正常終了した場合、実行されたジョブネットの管理IDを標準エラー出力に出力します。

オプション一覧

オプション名説明
-z hostname or IP Job ServerのIPアドレスかホスト名を指定
-p port
省略可能		 Job Serverのポート番号を指定
デフォルトのポート番号は10061
-U username Job Serverにログイン(ジョブネットを起動)するユーザ名を指定
-P password ユーザのパスワードを指定
-j jobnetid 起動するジョブネットIDを指定
-t YYYYMMDDhhmm ジョブネットを日付・時間指定起動させたい場合に指定
-E environment-variable,… ジョブネットに対して、外部I/Fの実行環境の環境変数を渡したい場合に指定
指定するのは環境変数名のみ(例：LANG
※複数の環境変数を渡したい場合は「,」区切りで引数に指定してください
-D 「-t」指定時に、同じ起動時刻＋ジョブネットIDでの複数起動を禁止
・省略可
※「-t」が指定されていない場合、本オプションは無視されます
-h コマンドヘルプ
-V バージョン情報

戻り値一覧

ステータス戻り値
受付成功 0(標準エラー出力に登録No.を表示)
受付失敗 255(標準エラー出力にエラー理由を表示)

Job Arranger マニュアル