1.ジョブコントローラ変数一覧
システム既存のジョブコントローラ変数は下記の通りです。
変数 | タイプ | 内容 | 変数値 |
---|---|---|---|
CURRENT_TIME | 数値 | ジョブ(アイコン)実行時の現在時刻 (YYYYMMDDHHMMSS) | 例)アイコンの実行時間が 2013年12月31日AM9:30:00 → 「20131231093000」 |
JOBNET_BOOT_TIME | 数値 | ジョブネットの起動時刻 (YYYYMMDDHHMM) | 例)ジョブネットの起動時刻が 2013年12月31日AM9:00 → 「201312310900」 |
JOBNET_ID | 文字列 | 自アイコンが所属するジョブネットID | 例)ジョブネットIDが 「JOBNET-1」 → 「JOBNET-1」 |
JOBNET_NAME | 文字列 | 自アイコンが所属するジョブネット名 | 例)ジョブネット名が 「テストジョブ」 → 「テストジョブ」 |
JOB_EXIT_CD | 数値 | ジョブの戻り値(0~255) ※拡張ジョブ(曜日判断)の具体的な取得値については「拡張ジョブ一覧」をご参照ください。 | 例)拡張ジョブ(曜日判断:火曜)で指定された曜日が現在の曜日と一致 → 「3」 |
JOB_ID | 文字列 | 自アイコンのジョブID | 例)ジョブIDが 「IF-1」 → 「IF-1」 |
JOB_NAME | 文字列 | 自アイコンのジョブ名 | 例)ジョブ名が 「条件分岐」 → 「条件分岐」 |
LAST_STATUS | 数値 | 情報取得アイコンで取得した値 ※具体的な取得値については「情報取得アイコン」をご参照ください。 | 例)情報取得アイコンで取得したジョブ状態が 「実行中」 → 「2」 |
MANAGEMENT_ID | 数値 | 実行中のジョブネットを識別する管理ID ※具体的な取得値については「情報取得アイコン」をご参照ください。 | 例)ジョブネットを即時起動 → 「1500000000000000001」 |
STD_ERR | 文字列 | ジョブアイコンに登録されたコマンド、およびスクリプトが出力するエラー出力の文字列 複数行のデータも通知 ※文字列は最大64000バイトまで格納され、64000バイト以降のデータはカットされます。下部【注意事項】もご参照ください。 | 例)「unama」コマンドを指定 → 「unama: command not found」 |
STD_OUT | 文字列 | ジョブアイコンに登録されたコマンド、およびスクリプトが出力する標準出力の文字列 複数行のデータも通知 ※文字列は最大64000バイトまで格納され、64000バイト以降のデータはカットされます。下部【注意事項】もご参照ください。 | 例)「uname」コマンドを指定 → 「Linux」 |
USER_NAME | 文字列 | ジョブネットを作成したユーザ名 | 例)「Test01」ユーザで作成 → 「Test01」 |
ZBX_DATA_TYPE | 数値 | Zabbix連携アイコンで取得したアイテムデータの属性(データ型) 0 - 数値(浮動小数) 1 - 文字列 2 - ログ 3 - 数値(整数) 4 - テキスト | アイテムのデータ型が数値(浮動小数) → 「0」 |
ZBX_LAST_STATUS | 数値 | Zabbix連携アイコンで取得したホストグループ、ホスト、アイテム、トリガーの状態 0 - 有効 1 - 無効 3 - 取得不可(アイテムのみ) | ホストのステータスが有効 → 「0」 |
ZBX_LATEST_DATA | 文字列 | Zabbix連携アイコンで取得したアイテムの最新データ | 例)文字列(OS情報)を取得するアイテムを指定 → 「CentOS release 6.4 (Final)」 |
ICON_STATUS | 数値 | ジョブアイコンのエラー有無 0 - 正常終了 1 - 停止コード検出 2 - 処理エラー ※停止コード検出と処理エラーが同時に発生した場合、「処理エラー」になります。 | 例)Job Agentへの接続に失敗 → 「2」 |
JOBNET_SCHEDULED_TIME | 数値 | ジョブネットの実行予定時刻 (YYYYMMDDHHMM) | 例)ジョブネットの実行予定時刻が 2014年12月31日AM9:30:00 → 「201412310930」 |
JOB_ID_FULL | 文字列 | 自アイコンのフルパス形式のジョブID 形式:ジョブネットID/ジョブID | 例)ジョブネット「JOBNET_1」に定義されたジョブ 「JOB-1」 → 「JOBNET_1/JOB-1」 |
【注意事項】引渡し変数のサイズ上限について ※version5.1より下記サイズ上限は撤廃(最大バイトでの引渡しが可能)
後続ジョブへ引渡す際の変数の上限サイズ(全ての引渡し変数の合算)は4000バイトです。上の※「最大64000バイト」は変数として表示/保存される上限です。STD_ERR、STD_OUTの2つは出力量次第で大きくなり得ますので、引渡し変数に指定する際はご留意下さい。