ver 3.2.0,3.4.0⇒4.0.0,4.1.0
バージョン3.2.0もしくは3.4.0から4.0.0、4.1.0へのアップグレード手順です。
(どちらからどちらへでも同手順です)
※JobArranger 4.0.0はZabbix4.0以上が前提となります。Zabbixを4.0以上にアップグレードしてから下記手順を行います。
JobArrangerのdatabaseデータは3.2.0で作成されたものがZabbix4.0環境に引き継がれている前提です。
※下記サービスの停止、起動、自動起動のON/OFFについてはCentOS7/RHEL7の設定コマンドを使用しています。
Job Server:RPM
1. サービスの停止を行います。
# systemctl stop jobarg-server
2. Job Monitor(オプション)を使用している場合は以下のサービスも停止します。
# systemctl stop jobarg-monitor
3. データベースと設定ファイル(jobarg_server.conf)のバックアップを行います。
4. 現行バージョンのJob Serverをアンインストールします。
# rpm -e jobarranger-server-<DB>
5. 新バージョンのJob Serverをインストールします。
# rpm -ivh jobarranger-server-<DB>-4.0.0-*.<各OS名>.<アーキテクチャ>.rpm
6. バックアップした設定ファイルから、設定してあった内容を初期のjobarg_server.confファイルに記載しますします。パラメータについては「jobarg_server.confの設定」を参照ください。
※4.0のconfファイルではJaZabbixVersionの廃止やコメント文の改訂があります。バックアップしたファイルをそのまま置き換えますとそれら情報が引き継がれませんので、今回はバックアップからの置換でなく転記で更新することを推奨します。
※4.1.0よりrhel8/CentOS8版があり、インストール時の注意事項がインストール手順にあります。
7. JobArrangerのデータベースの情報の更新は今回は不要です。
8. 自動起動をONにします。
# systemctl enable jobarg-server # systemctl enable jobarg-monitor
9. jobarg-server(jobarg-monitorがある場合それも)を起動させます。
# systemctl start jobarg-server # systemctl start jobarg-monitor
Job Agent:Linux
1. サービスの停止を行います。
# systemctl stop jobarg-agentd
2. 設定ファイル(jobarg_agentd.conf)をバックアップします。
3. 現行バージョンのJob Agentをアンインストールします。
# rpm -e jobarranger-agentd
4. 新バージョンのJob Agentをインストールします。
# cd <rpmをダウンロードしたディレクトリ> # rpm -ivh jobarranger-agentd-4.0.0<各OS名>.<アーキテクチャ>.rpm
5. インストールされた設定ファイルに、バックアップした設定ファイルより設定値を転記します。
6. 自動起動をONにします。
# systemctl enable jobarg-agentd
7. jobarg-agentdを起動させます。
# systemctl start jobarg-agentd
Job Agent:Windows
1. 設定ファイルをバックアップします。
C:\Program Files\Job Arranger\Job Arranger Agent\conf\jobarg_agentd.conf
2. アンインストール手順によりサービスの停止と旧バージョンのJob Agentをアンインストールします。
3. インストール手順により新バージョンのJob Agentをインストールします。
4. インストールされた設定ファイルに、バックアップした設定ファイルより設定値を転記します。
5. サービスの開始を行います。
「スタート」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」
サービス一覧から[Job Arranger Agent]を開始
Job Manager:Windows
1. 設定ファイルをバックアップします。
C:\Program Files\Job Arranger\Job Arranger Manager\conf\jobarg_manager.conf
2. アンインストール手順により旧バージョンのJob Managerをアンインストールします。
3. インストール手順により新バージョンのJob Managerをインストールします。
4. インストールされた設定ファイルをバックアップした設定ファイルで置き換えます。
※ 新しいjobarg_manager.confは以下の設定が削除されています。設定値の転記でももちろん良いですが、置換の場合はこの行を削除下さい。
<JaZabbixVersion>3</JaZabbixVersion>