マニュアル

3.条件分岐アイコン

if 条件分岐アイコンは、直前のジョブアイコンにて出力されたジョブコントローラ変数の値によって条件分岐するための条件値(比較値)の登録をします。

条件分岐アイコンの使用例

条件分岐アイコンでは1本の通常フロー(INフロー)と、TRUEフローおよびFALSEフローの2本の条件フロー(処理線)を設定します。条件フローは予め設定した通常フローに対し、条件フローの種類(TRUE、およびFALSE)を指定することで登録します。
条件フローによる分岐したフローの収束(結合)には条件分岐終了アイコンを使用します。

条件分岐アイコンの設定

 1. 選択した条件分岐アイコンのコンテキストメニューより「設定」を選択します。
 2. 条件分岐アイコンの設定ダイアログが表示されます。 条件分岐アイコンの設定
 3. 各項目を入力します。

項目名 形式 説明
ジョブID テキストボックス ・ジョブを識別するIDを半角英数字、ハイフン(-)、アンダーバー(_)で指定
・初期値「識別子(IF-)+連番」
・重複登録不可
・半角32文字まで入力可能
ジョブ名 テキストボックス ・ジョブの名称を指定
・ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、全角英数字、半角英数字、記号が使用可能
・全角21文字、半角64文字まで入力可能
・省略可能
変数名 テキストボックス ・比較元となるジョブコントローラ変数を指定
・ASCII文字のみ使用可能
・最大128文字まで入力可能
処理方法 リストボックス ・比較対象となる変数が数値か文字列かを指定
比較値 テキストボックス ・条件がTRUEとなる値を指定
・比較条件は等価(=)

■処理方法「数値」の場合
・数値ではカンマ(,)で複数指定、およびハイフン(-)で範囲指定が可能
・半角数字、カンマ(,)、ハイフン(-)のみ使用可能
・半角4000文字まで入力可能・範囲指定例:1,3,129-255

■処理方法「文字列」の場合
・ 完全一致させたい場合は「^文字列$」と記述
※文字列では変数に指定された文字列が含まれている場合、TRUEとなります
・文字列では正規表現が利用可能
・ASCII文字のみ使用可能
・半角4000文字まで入力可能
・ 正規表現例:abc[a-z][0-9]def?g.*
※ジョブコントローラ変数毎の値に関しては、「ジョブコントローラ変数一覧」 「拡張ジョブ一覧」「情報取得アイコンの設定項目」をご参照ください

Job Arranger マニュアル