Job Server:jobarg_server.confの設定
/etc/jobarranger/jobarg_server.confを環境に合わせて設定をします。
「Include」の設定を行うことで、zabbix_server.confで設定しているパラメータをjobarg_server.confで使用することができます。
必要に応じて、パラメータの追加や上書きを行ってください。
jobarg_server.conf パラメータ一覧
| パラメータ | 必須 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| Include | × | zabbix_server.confを指定 (これを指定することにより、zabbix_server.confの情報を取り込みjobarg_server.confで使用することが出来ます。) | |
| TmpDir | × | /var/lib/jobarranger/tmp/ | 拡張ジョブアイコンの出力一時ファイル(実行コマンドファイルや標準出力ファイル等)を格納するテンポラリディレクトリの場所を設定 |
| DBHost | × | Localhost ※コメントアウト | データベースがlocalhost以外の場合、コメントを外しデータベースが稼働するホスト名を設定 | DBName | ○ | 使用するデータベース名を設定 |
| DBShema | × | 設定不要 | |
| DBUser | ○ | 使用するデータベース接続ユーザ名を設定 | |
| DBpassword | × | 使用するデータベース接続ユーザのパスワードを設定 | |
| DBSocket | × | /tmp/mysql.sock ※コメントアウト | MySQLの接続にソケットを使用する場合、コメントを外し設定 |
| DBPort | × | 3306 ※コメントアウト | データベースポートを設定 (ローカルソケットの場合データベースポートは使用されません。) |
| LogSlowQueries | × | 0 ※コメントアウト | クエリの実行時間が指定したミリ秒以上要した場合、ログファイルに該当するクエリを出力 |
| ListenIP | × | 0.0.0.0 ※コメントアウト | Job Server(jatrapper)がlistenするIPアドレスをカンマ区切りで設定 (設定が存在しない場合、全ネットワークインタフェースで待ち受けます。) |
| SourceIP | × | 接続に使用するソースIPアドレスを設定 | |
| Timeout | × | 3(秒) ※コメントアウト | エージェント、外部チェックのタイムアウトを設定 範囲[1-300] |
| DebugLevel | × | 3 | デバックの出力レベルを設定 0-出力なし 1-クリティカル情報 2-エラー情報 3-警告 4-デバッグ情報(大量の情報が出力されます。) |
| LogFileSize | × | 1 | ログファイルの最大サイズ(MB単位)を設定 0-自動ログローテーション無効範囲[0-1024] |
| JaLogFile | × | /var/log/jobarranger/jobarg_server.log | サーバのログファイルの保管場所/ファイル名を設定 |
| JaPidFile | × | /var/run/jobarranger/jobarg_server.pid | サーバのPidファイルの保管場所/ファイル名を設定 |
| JaSelfmonInterval | × | 1(秒) ※コメントアウト | 他のプロセス(jaloader等)の監視をするプロセス(jaselfmon)のポーリング間隔 |
| JaLoaderInterval | × | 30(秒) ※コメントアウト | スケジュールに登録されたカレンダーと起動時刻を元に、ジョブネットとジョブフローの実行管理情報をDBに事前展開するプロセス(jaloader)のポーリング間隔 |
| JaBootInterval | × | 1(秒) ※コメントアウト | ジョブネットのステータス更新や終了したジョブネット情報の削除を行うプロセス(jaboot)のポーリング間隔 |
| JaJobnetInterval | × | 1(秒) ※コメントアウト | ジョブネットの開始実行や終了ステータスを判定するプロセス(jajobnet)のポーリング間隔 |
| JaJobInterval | × | 1(秒) ※コメントアウト | ジョブの強制停止やタイムアウト監視を行うプロセス(jajob)のポーリング間隔 |
| JaJobTimeout | × | 30(秒) ※コメントアウト | ジョブのタイムアウトチェックを行うチェック間隔 JaJobInterval値以上の値を設定 (「0」を設定するとJaJobIntervalと同じ値が適用されます。) |
| JaRunInterval | × | 1(秒) ※コメントアウト | ジョブの実行を行うプロセス(jarun)のポーリング間隔 |
| JaStartTrappers | × | 5 ※コメントアウト | Job Agentからの結果を受信するプロセス(jatrapper)のインスタンス数を設定 |
| JaTrapperListenPort | × | 10061 ※コメントアウト | Job Agentからの結果を受信するプロセス(jatrapper)のポート番号 |
| JaAgentListenPort | × | 10055 ※コメントアウト | Job Agentのポート番号 |
| JaExtjobPath | ○ | /etc/jobarranger/extendedjob | ユーザコマンドを実行する内部コマンド(Jobarg_command)が存在するディレクトリを指定 (ユーザコマンドとは拡張ジョブアイコンに設定された実行コマンドを指します。 [注意]拡張ジョブアイコンの「Zabbix通知」機能を有効化するために、Zabbix_senderコマンドをここに配置してください。) |
| JaErrorCmdPath | ○ | /etc/jobarranger/alert | エラー発生時、Job Serverに実行させたいコマンド(アプリケーション)を置くパスを指定 |
| JaLogMessageFile | ○ | /usr/local/etc/jobarranger/locale/logmessage_32BIT.txt | OSのビット数に合わせて、以下のファイルを指定 32bit版: logmessage_32BIT.txt 64bit版: logmessage_64BIT.txt |
| JaFcopyTimeout | × | 180(秒) ※コメントアウト | ファイル転送時の通信タイムアウト値を設定 範囲[1-3600] |
| JaZabbixVersion | × | 1(zabbix1.8系) | Zabbixのバージョンを指定 1:zabbix1.8系 2:zabbix2.0系 3:zabbix2.2系~ |
| JaLaunchInterval | × | 1(秒) ※コメントアウト | ジョブネットの即時起動を行う処理間隔を指定 |
| JaZabbixMessageFile | × | /etc/jobarranger/locale/ | Zabbixホストの有効・無効メッセージが格納されたメッセージファイルディレクトリ 通常は変更不要 |